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 Top Page >> Review >> NTT DoCoMo PHS 611s
私は実はNTT DoCoMoのPHS 611sを2つ持っていたりします。(最初に使っていた方がなぜか公衆電波だけ受信できなくなったんですよねぇ。) PHSユーザーの方はほとんどの方がご存知かと思いますがPHSはトランシーバ機能を持っています。 もちろん本来であれば音声通話機能として使うわけですが、 今回こんな風に考えてみました。

「実はRASでのダイアルアップ接続もトランシーバで行えるのでは?」

ものは試しという事で実際やってみました。今回用意した環境はこんな感じです。

RASサーバ:Panasonic CF-M32 WindowsNT 4.0 Server SP6a
RASクライアント:Panasonic CF-B5ER Windows XP
RASクライアント:SHARP ザウルス MI-106

Windows系のプラットフォームだけではつまらないので今回はSHARPのザウルスも用意してみました。

ここで問題になるのはPHS固有の問題ですね。トランシーバ接続を行うわけですから事前に説明書を見ながらお互いのPHSを トランシーバモードで通話ができるようにしておくことが必要です。(PHS1は0001番、PHS2は0002番など)

さて、これからがOS側の設定です。
RASサーバ側ではリモートアクセスサービスを構成しておきます。(細かい設定は省略します。認証関係だけはしっかり見といた方が良いかも。)
RASクライアント側(Windows XP,ザウルス共に)では普通にプロバイダへのダイアルアップ接続を作成するイメージで構成します。 ここで注意する点としては明示的に32K接続を行わなければならないことです。普段PHSで公衆回線を使用して64K接続を行う場合は 基地局からの電波を2本受信することになるわけです。PHSをトランシーバモードで使用する場合はあくまで電波は1本しか送受信できません。 ですから私の場合は接続先番号を指定する際に「接続先番号#32」という形で設定しました。明示的に指定しないと 今回の環境では接続時にエラーが発生しました。

さて実際に接続を開始してみると結構あっさりと接続できてしまいます。とりあえずサーバにPingでもかけて接続を確認してみましょう。 サーバがインターネットに接続できる環境であれば、

RASクライアント -> PHSトランシーバ -> RASサーバ -> ルータ -> インターネット

といった形で簡易無線LANとして使用することも可能です。テキストベースのホームページやメールを受信するぐらいであれば 32Kでも結構いけるかなって感じです。

ここで面白いのはザウルスの場合です。別に特に難しい設定もなくこちらも接続可能です。もしサーバからのインターネット接続環境が 常時接続であるのであればザウルスのようなPDAでも常時接続が可能だということです。 (まぁPDA用の無線LANカードを用意するのがいまは手っ取り早いかも知れないですけど。)

でもPDAの場合そんなに帯域が必要なアプリがあるかというとそうでもないと思うのでしばらくはこういった環境でも良いかもしれません。

あくまでここではNTT DoCoMo 611sを使った場合の例でしたがおそらく他のPHS+通信カードでもできると思います。 OSに関してもRASサーバは本当のServer OSを入れなくてはならないわけではありません。別に9xでも2000でも着信が可能であれば問題ないと思います。 興味があったらちょっと試してみると面白いかもしれません。(無線LANはサポートしてなくてPHSはサポートしているという場合には最適だと思います。)

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